このページには、原作のネタバレが含まれています。
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ドビー
Iconic quotes by Dobby
「ご主人様がドビーに靴下をくださった。ご主人様がドビーに洋服を贈ってくださった。
ドビーは、自由!」
映画 秘密の部屋より
(訳:MORE 4 JP)
このセリフなしにドビーのことは語れません。
ハリーの巧妙な作戦によって自由を得たドビー。'freeee' の言い方を、ぜひ英語の音声で聴いていただきたいです。
屋敷しもべ妖精は、主人に洋服をプレゼントされると自由になることができる、いえ、一般的な観点で言えば、クビになります。『炎のゴブレット』では、クラウチ家に仕えていたしもべ妖精のウィンキーが、どうか洋服だけは勘弁してほしいと主人に懇願していました。
種族の中では変わり者でも、自由な妖精であることを何より楽しみ誇りに思っていたドビーは、「普通」や「あたりまえ」にとらわれて人生を楽しむことができないのはもったいないと教えてくれます。
01
'Master has given Dobby a sock. Master has presented Dobby with clothes. Dobby is free!'
Chamber Of Secrets
02
'Sir? I like her very much.'
Deathly Hallow: Part 1
「ドビーこの人好きです」
映画 死の秘宝1より
(訳:MORE 4 JP)
マルフォイの館の地下牢に救出に来たドビーが、自分に丁重な態度を示したルーナについて言った言葉です。
他の屋敷しもべ妖精なら恐縮しそうなところですが、それを素直に喜べるのはドビーらしいです。
「ドビーは殺そうだなんて思っておりませんでした!ドビーはただ、重傷を負わせようとしただけでございます」
死の秘宝1より
(訳:MORE 4 JP)
ドビーは『秘密の部屋』でもハリーを助けるつもりでブラッジャーに襲わせましたが、そこら辺の感覚がぶっ飛んでいるのが彼の怖いところですね。
'maim' は「重傷を負わせる」「損なわせる」という意味で、障害が残るような重い怪我を負わせるというニュアンスです。
'seriously injure' は「深刻な怪我を負わせる」という意味です。
03
'Dobby never meant to kill! Dobby only meant to maim, or seriously injure.'
Deathly Hallow: Part 1
04
'What a beautiful place... to be with friends. Dobby is happy to be with his friend... Harry Potter...'
Order of the Phoenix, Chapter21
「なんて美しい場所でしょう・・・友達と一緒で・・・ドビーは友達と一緒で幸せです・・・ハリー・ポッター・・・」
死の秘宝1より
(訳:MORE 4 JP)
ドビーの最期の言葉です。勇敢さと忠実さを示し友を救ったドビーが、大好きな英雄の腕の中で迎える最期に涙した人も多いのではないでしょうか。
ハリーたちはこの美しい海辺に彼の墓を建てますが、墓石には 'Here lies Dobby the free elf' 「自由な妖精ドビー、ここに眠る」と書かれています。自由を何よりも愛したドビーに対する敬意と愛が伝わりますね。